競馬初心者はとても重要な時期であり、ここで誤った知識を得てしまうと勝率を上げる知識を生かせなくなることが本当に多いです。
年に4万頭の馬を見たり、AIを使ったデータ分析を駆使しているバクロ伊藤が解説します。
最も良いのは、確実な差を生みだすアドバンテージを何層にも重ねたミルフィーユのようなシステムを構築することです。
データ分析の質が予想に直結する
はっきり言って競馬予想そのものに大した価値はありません。特にデータ分析していないものは運で買っているのと同じです。
何よりデータ分析が一番重要です。その質が競馬予想の価値を決めるからです。そして、これは見過ごしたいくらいの難題でもあります。
データ分析とはレース価値を算出すること
競馬新聞の馬柱にある情報は一次情報に過ぎず、それを比較したところで分かるのは1番強い馬のことだけです。
データが突出していれば強いだろうと予測できる。これが上手くいくのは、あらゆるペースに対応できる適応力が高いためです。
しかし、オッズが下がるほど適応力も落ちていくため、強い馬のあとの入りは実力ではなくファクターの影響を経て決定されるようになります。
統計分析では強い馬の複勝を買うほど回収率が向上することが分かっています。つまり、一般的なデータ比較を重視した予想法で穴馬を買うことはリスクでしかないのです。
日本競馬は能力指標が変化する
アメリカは最初から「スタートから飛ばして生き残った馬が強い」という前提が強いため日本で言う「スピード指数」が指標になります。
日本はペースによって問われる能力が変わるため、1番強い馬の適応力の高さに「おんぶにだっこ」するのが一番いい結果になりやすい。
これを予想できたとしているわけですが、そう考えて2番目に強い馬はどれなどと予想していくと過度なリスクを引き受けることになるため注意してください。
JRA提供の番組ではタレントたちが嬉々として穴馬まで予想しているので、これが当たり前なんだろうと思っていませんか。
これは、過剰に買ってもらうためのプロモーションであり、決して常識などではないことを理解するだけであなたはアドバンテージを得ることになります。
データ分析手法を構築する
日本競馬ではデータの価値は変動するのが当たり前。現実的なレベルで適切な指数を生みだせる競馬専門のデータサイエンティストが必要になります。
こうした高いハードルからデータ分析は、そもそも何をすればいいのか分からない人だらけ。それゆえデータ分析を味方につけた時の恩恵は計り知れません。
Umappでは、JARISデータベースのレース設定を逆解析することで現実的な指数を合成することに成功しています。
さらに調教師より競走馬の適性やデキを見抜ける博労を組織化しノウハウを体系化することで情報の補完も行っています。
データ分析しない人の戦略
データ分析を利用するつもりがない人向けに、今の汎用的な予想法の範囲内で勝率を上げるコツを解説します。
レースの80%は混戦状態
レースが理解できないのは自然であり、あなたの能力の問題ではありません。むしろ、饒舌に解説できるほうがレアケースなのです。
特に穴馬は説明できるほうが可笑しいくらいで、競馬の80%は混戦レースだからこそ適切な立ち回りがリターンにつながります。
1番人気だけを買う
いま流通しているデータや汎用的な予想法は上位20%しかいない強い馬を対象にしているため、それ以外を狙うことはハイリスク行為になります。
1番人気だけを買うとなると、馬券で買えるのは「単勝・複勝」だけですが、最も安全なのは複勝馬券の運用になります。
統計分析では95%の回収が見込めるため長く続けられますし、その中で単勝を買ってみたいと思える馬がいればプラスの展望も描けるかもしれません。
ストーリーを取り入れる
データ比較で優れている馬だけを買うのもいいですが、もっと確信が欲しいのならストーリーに注目してみます。
この馬は前走で不利があったけど強かったな。こういうストーリーがあると「今回はもっと買い増そう」という戦術が生まれてきます。
有料ツールを使う
無料で済ませたい派が一定層いるため有料ツールを使うこと自体がアドバンテージになり得ます。
そのツール自体の成果ではなく自分に合っているかが重要になります。Umappでは20年の実践で実績を残した理論だけを重視してきました。
また、当日には無料パドック診断を始めとするライブにより当日の変化を予想に取りいれることがカンタンにできます。
長期的に買い続ける
長く続けていると自分のクセが分かるようになり最適化のためのヒントになります。
1番人気戦略では「自分のミス」によってハズレたのか、それとも運が悪かったのか切り分けて考える必要があります。
上手くいったことだけでなく、これは良くないのかもという視点を持つことが改善につながります。
1番人気戦略が合わない
1番人気戦略は、よく当たりますがハズレがしんどい戦略でもあります。これが合わない人はUmappが合うかもしれません。
特にきちんと自分でレースを見てメモにまとめるような人であれば比較的カンタンに好配当戦略に移行できるでしょう。
基本的に好配当ゾーンは説明がつかないことが多くなりますので、システムが示すシグナルを活用する形になります。
このシグナルは当日の変化をつかめたとき配当アップが期待できるため今までと違った競馬予想を体験することができます。
レース当日には無料パドック配信を行っていますのでまずは触れてみることから始めてはどうでしょうか。